ヤーコンとは
いまの時代に輝く『スーパーフード=ヤーコン*1』
近年、消費者の健康志向が高まるにつれ、“食”への興味・関心も高くなりました。
そのなかで、特に注目されている食べ物が『スーパーフード*2』。
古くから食され、栄養成分などから健康食品であると認知されてきた食べ物だそうです。
有名なところでは、ノニ、生はちみつ、アロエベラ、ウコンなどが挙げられますが、実は「ヤーコン」もスーパーフードと言われています。
確かに、含まれる成分からみても、一般的な野菜とは違い、栄養価が高い食べ物です。
だから、時代をまたいで、南アンデスからアジアの日本に渡って着たのでしょう。
さまざまな成分を持った、身体を元気にする魅力的な「ヤーコン」。
当倶楽部は、一人でも多くの方に、食べていただくことを望みます。
*1:ヤーコンは、南アンデス原産キク科で、1984年に日本に導入されました。塊根は水分が多く、ほんのりとした甘味(ショ糖の40%程度)とシャキッとした梨のような食感があります。当倶楽部では、葉茎をお茶にしたり、塊根を焼肉のたれやドレッシングして利用しています。
*2:スーパーフードについて/一般社団法人日本スーパーフード協会さん調べ
「スーパーフードの定義」:栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
「スーパーフードの基準」:「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。
●生活習慣病予防に期待
健康に良い、フラクトオリゴ糖、食物繊維、カリウム、ポリフェノールを多く含みますので、生活習慣病の予防に大いに期待ができます。
●ビタミンやミネラルがたっぷり
ヤーコンにはビタミンとミネラルが豊富に含まれています。ビタミンC、ビタミンB群やカリウム、 カルシウム、マグネシウムといったミネラル、食物繊維がヤーコンにより補給できます。
※カリウム…高血圧予防のため積極的な摂取が勧められている。血圧を上昇させるナトリウムの対外への排出を促進させる働きを持っています。
部位ごとの効能について
●葉
強い抗酸化作用を示す物質(クロロゲン酸、カテキン)が含まれ食後血糖の抑制や、体重・体脂肪の減少、糖尿病・ガンの予防効果が期待されています。
●塊根(カイコン)
フラクトオリゴ糖が多量に含まれ、血中総コレストロールや中性脂肪の低下や、ダイエット効果、また食物繊維が多いことから便秘改善にも期待されています。
フラクトオリゴ糖が豊富!!
ヤーコンは、フラクトオリゴ糖の王様と呼ばれ、
世界の野菜の中で一番多く含まれていると言われています。
フラクトオリゴ糖で期待される効果 | |
整腸作用 |
●腸をきれいにする ●善玉菌が増え、悪玉菌が減る ●便通便秘の改善 |
血中脂肪の改善 |
●ダイエット効果 ●血中総コレステロール低下 ●中性脂肪低下 ●生活習慣病予防 |
血圧を安定 | ●動脈硬化予防 ●血管の老化防止(血液と血行の正常) |
血糖値の改善 | ●血糖値上昇抑制 |
虫歯を抑制 | ●虫歯の栄養源となることが少ない |
赤ワインに負けないポリフェノール量
ヤーコンには、クロロゲン酸やフラボン類などのポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールで 期待される効能 |
●活性酸素の発生抑制(シミ・シワの元になる活性酸素を除去) ●発ガン予防 ●高血圧予防 ●血管の老化や生活習慣病の予防 ●悪玉コレステロールの酸化を防ぐ |
調理例
ヤーコンは、サラダ・酢の物・和え物・煮物・炒め物・てんぷら・かき揚げ・ みそ汁・粕漬け・漬け物など、生食加熱どちらでも多彩な調理適性を持っています。
当倶楽部のヤーコン加工品